最期の泡盛の物語をあなたへ
惜しまれながら2018年に廃業した、宮古島の小さな泡盛蔵「千代泉酒造所」
廃屋となった酒造所の蔵にわずかに残った泡盛を発見、そのお酒に新たな命を吹き込みつつ、泡盛文化を見つめ直すプロジェクトが始動しました。
幻になった最期の泡盛、限定復活へ
沖縄県宮古島の狩俣地区にあった小さな泡盛蔵「千代泉酒造所」は、2013年に諸事情により休業、泡盛生産はストップ、惜しまれながら2018年に廃業となりました。
地元住民に親しまれ、飲み継がれた千代泉酒造所の泡盛は世の中から姿を消してしまったかに思われましたが、廃屋となった酒造所の蔵にわずかに残った泡盛を発見、そのお酒に新たな命を吹き込みつつ、泡盛文化を見つめ直すプロジェクトが始動しました。
千代泉酒造所泡盛 31/32 Chiyo1Numi distillery 1948,2018, を、泡盛ファンはもちろんのこと、世界中のアルコールファンヘ。貴重な泡盛を飲むというだけではなく、泡盛を通して物語を楽しみ、豊かな泡盛文化に触れるものとなれば幸いです。
千代泉酒造所泡盛の特徴
宮古島の先端に位置し、古くからの伝統祭祀が今もなお残る「狩俣」という歴史ある地域。千代泉酒造所は、その地で戦後まもなく泡盛製造を開始し、昔ながらの製法を守りながら、泡盛を造り続けていました。
酒造所の名は、「千代に枯れることなき泉のごとく平和を願う。」という思いをこめて名づけられました。千代泉酒造所で造られる泡盛は、宮古島の隆起サンゴ礁からなる地層から染み出した湧き水を仕込みなどに使用しているため、味わいは柔らかな甘さとコクが特徴で、泡盛特有のすっきりとした飲み口と、手作り感のある素朴な味が特徴です。
宮古島では、「狩俣の酒」として親しまれ、他の地域の酒造所のお酒を持って狩俣を訪れると、集落入り口にある共同売店で、千代泉酒造所のお酒と交換してくれていたという逸話がのこるほど狩俣や宮古島の人たちに愛されたお酒でした。ほとんどが島内で消費され、希少性の高いお酒でした。
31/32に込められた二つの意味
一つは原酒が保存されていたタンクのナンバーが31番と32番だったこと。
もう一つは千代泉が廃業した2018年3月末の31日に掛けて「次の1日を迎えられなかった千代泉に32日という特別な1日を与え、そこから新たなステージ、命が始まるというイメージを持たせた」
宮古島の原酒タンクをイメージさせるシルエットのボトル。 ボトルの形にもこだわり、最後の千代泉を届けるにふさわしい飾っても美しいボトルに仕上げました。
【最期の泡盛】31/32 Chiyoizumi distillery 1948-2018- No.31
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